人気ボーカルグループ「EXILE」から看板ボーカリストのSHUN(26)が脱退することが26日、分かった。今月29日付でグループから離れ、今後は「清木場俊介」としてソロ活動に専念する。理由について、SHUNは「このままここに居続けたら、自分自身が嘘(うそ)になってしまう」などとしている。EXILEは1人減り5人組で再出発する。

オリコンチャートでアルバムが4作連続1位を記録するなど、人気絶頂のまっただ中に人気No・1ボーカリストが衝撃的に脱退する。SHUNは26日、所属レコード会社エイベックスを通じて「清木場俊介は、3月29日をもって、EXILEを脱退します。“自分が本当に、今、すべきこと”の存在に気付いた」とコメント。
リーダーのHIRO(36)は「SHUNの中でくすぶっていた思いが明確なものになったということで、ぼくらはそんな彼の決意を後押しする判断をした」としている(以上
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昨年末から、脱退についてメンバーらに相談していた。理由はグループとの音楽性の違いとみられ、関係者も「SHUNは、長渕剛のように男くささや人間くささを歌うのが好き。ダンスミュージックのEXILEの歌とは隔たりがあったはず」と指摘。
同じボーカルのATSUSHI(25)も「命をかけて、生きざまを伝えている清木場俊介が、器用に2つのグループをこなすことに、引っかかるものがあったのでは」としている。
今月29日は、清木場としてのソロ第3弾シングル「人間じゃろうが!/さよならの唄…。」の発売日。くしくもEXILEとしての、最後のアルバム「ASIA」と発売日が重なった。
SHUNは、メーンボーカルのATSUSHIとともに、EXILEの前身だったダンスグループ「J Soul Brothers」に01年8月加入。その後、「EXILE」と改名し、ポップスとR&B、ダンスを織り交ぜたスタイルで、CD総売り上げ900万枚のスーパーグループに成長させた。昨年7月には人気ロックバンドのGLAYと共演曲「SCREAM」を発売して話題になった。(以上
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