E型肝炎ウイルス、100年前に土着化…ブタ輸入で
- 2006/04/10
- 02:35

少なくとも将来に向かって禍根を残さないように、これから先の検疫はしっかりとしてもらいたいが、無理だろうなぁ~~~。 マラリアもすでに沖縄で発生してるし、ナイル熱とかもすぐ持ち込まれるだろうしなぁ。せめてヘタリ牛の持ち込みだけは勘弁!って思ったら和牛でもなってるし。なんだかどこみても病気だらけで嫌になってしまいます。
[読売]最近になって存在が確認され、ときおり集団感染を引き起こすE型肝炎ウイルスは、すでに約100年前には国内に侵入し、“土着化”していたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・三代俊治東芝病院研究部長)の調査研究でわかった。
富国強兵政策の一環で、軍人の体力をつけるため英国から輸入したブタによって持ち込まれ、肉食文化の普及で全国に拡大したらしい。
E型肝炎ウイルスは遺伝子の特徴から1~4型があることが知られ、時間の経過とともに変化していく。遺伝子の変化を調べることで、ウイルスの歴史、移動、系統関係などがわかる。
同班の溝上雅史・名古屋市大教授らは、国内と世界各地で見つかったE型肝炎ウイルスの遺伝子を比較した。国内のウイルスは大きく分けて3型と4型の二つのグループが混在しいずれも約100年前に、起源となるウイルスが国内に侵入したことがわかった。
国内で主流の3型は、ヨーロッパや米国など、19世紀に英国と交易が盛んだった国々に多い。日本も1900年ごろに、軍人の体力強化のために英国からブタを大量に輸入した。
ブタのE型肝炎ウイルス保有率は非常に高いことから、研究班は、ブタがウイルスを持ち込んだ可能性が高いと断定。肉食文化の普及で、ウイルスが土着したとみている。E型肝炎ウイルスの感染経路は、ブタやシカ、イノシシなどの肉の生食によるものと分かってきたしかし数年前まで日本のE型肝炎のほとんどは、インドなど海外で感染したものと考えられていた。
富国強兵政策の一環で、軍人の体力をつけるため英国から輸入したブタによって持ち込まれ、肉食文化の普及で全国に拡大したらしい。
E型肝炎ウイルスは遺伝子の特徴から1~4型があることが知られ、時間の経過とともに変化していく。遺伝子の変化を調べることで、ウイルスの歴史、移動、系統関係などがわかる。
同班の溝上雅史・名古屋市大教授らは、国内と世界各地で見つかったE型肝炎ウイルスの遺伝子を比較した。国内のウイルスは大きく分けて3型と4型の二つのグループが混在しいずれも約100年前に、起源となるウイルスが国内に侵入したことがわかった。
国内で主流の3型は、ヨーロッパや米国など、19世紀に英国と交易が盛んだった国々に多い。日本も1900年ごろに、軍人の体力強化のために英国からブタを大量に輸入した。
ブタのE型肝炎ウイルス保有率は非常に高いことから、研究班は、ブタがウイルスを持ち込んだ可能性が高いと断定。肉食文化の普及で、ウイルスが土着したとみている。E型肝炎ウイルスの感染経路は、ブタやシカ、イノシシなどの肉の生食によるものと分かってきたしかし数年前まで日本のE型肝炎のほとんどは、インドなど海外で感染したものと考えられていた。
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E型肝炎ウイルスは100年前から土着
最近になって存在が確認され、ときおり集団感染を引き起こすE型肝炎ウイルスは、すでに約100年前には国内に侵入し、土着化していたことが、厚生労働省研究班の調査研究でわかったという。 富国強兵政策の一環で、軍人の体力をつけるため英国から輸入したブタによって
- 2006/04/11(07:57)
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