9年間木に縛り付けられた、犬に噛み付く少年

「彼が小さい時からあった問題(噛み付く癖)を私たち目をつぶるようにしていました。しかし、それは日に日に悪くなっていくばかりでした。」と、少年の父であるラーマン(Rahman Dhali)はロイターに話した。

ラフールはその後、村をうろつき、ペットの犬や隣人の門前で草を噛んでいる山羊に噛み付き、ラーマンや農民たちは困惑した。

隣人たちの非難の声が大きくなり、ダーリ家では彼らの息子の手を、家の前の木にしばりつけることにし、以来少年はそこで文字を教えられることになる。

「私たちが彼を見つけたとき、長い鎖で池の近くの木につながれていました。そして彼はとても体調が悪いように見えました。」と、月曜日に村の衛生管理局によって組織された救助隊の上級官僚のダッタ(Sushanata Dutta)は話した。

「ダーリは噛むための犬や猫をおびき寄せるのに失敗したときは、自分の手足に噛みつく癖がありました。」と、ダッタは付け加えた。

医者が言うには、少年は重大な神経障害を患っており、治療のためにコルカタの精神病院に入院させたという。

「みんなラフールを恐れました。なぜなら村の人々は彼は悪魔が憑いていて、邪悪な力があると思っていたからです。しかし、実際には彼は数ヶ月の治療で正常になるでしょう。」と、ラフールの治療にあたっている医師の1人ラナディッシュ(Ranadip Ghosh Roy)は語った-Reuterssmh