エゴイストの平和-<イラク>米軍、最大規模の空爆 武装勢力掃討が目的
- 2006/03/17
- 13:32
爆撃をしてどれだけの人生を奪えば気が済むのでしょうか。”作戦”という名目には人道なんて項目はきっと無いんでしょうね。このイラクのニュースを見るたびに、回線当時の誤爆を思い出す。結婚式中にミサイルが降ってきたというものだ。もし、神が絶対ならこの仕打ちは誰のためにあるのだろうか。
アメリカは移民国家で、全てを受け入れてきたようなことを政治的見解として発言するが、私には民主国家という名前での一神教原理主義にしかみえない。そこには民意などなく、動かすものと動かされるものとだけが存在している。

テロリスト、危険分子、どれも原理主義者からみた他者の呼び名だが、それらと向き合い対話を行うことはない。悪魔は常に悪魔であって、分かち合うものでは無いという考えの下に動いているのだろう。
最近の動向をみていると、アメリカの次のターゲットはイランのようだ。十字軍の時代から連綿と続く神の政治闘争。平和を語る神のゲームはいつまで続くのだろうか。そろそろ私たちは自分たちの手で創造主を作る必要があるのかもしれない。
>>お尋ね者トランプ(イラクトランプ)
<イラク>米軍、最大規模の空爆 武装勢力掃討が目的
[ 03月17日 01時21分 ] 【カイロ支局】イラク駐留米軍は16日、イラク中部のサマラ近郊で、03年のイラク戦争以来、最大規模の空爆などを開始したと発表した。AP通信などが伝えた。米軍によると、作戦はバグダッド北方サマラ付近の武装勢力掃討が目的で、米軍のほか、イラク軍が参加。1500人以上の兵士、200両以上の軍用車両、50機以上の航空機が動員された。作戦は数日間続く予定だという。米軍によると初日の16日には武装勢力の武器・弾薬などを押収した。サマラ一帯はイスラム教スンニ派住民の多い「スンニ・トライアングル」と呼ばれる地域にあたる。サマラでは先月22日にイスラム教シーア派の聖廟爆破事件が発生、宗派対立激化のきっかけとなった。16日にはイラク連邦議会が初招集されたばかりだった。